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外壁塗装の基礎知識を解説!塗料の成分や種類とは

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は【外壁塗装の基礎知識を解説!】塗料の成分や種類とはについてお話していきます。

・川口市で外壁塗装工事を考えているけれど、外壁塗装の起訴知識がわからないから不安!

・外壁塗装工事をしたいけれど、理想の塗装の仕上がりになるのか不安だ!

という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
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記事の前半では「外壁塗装の基礎知識」について解説しつつ、記事の後半では「塗料の成分や種類」について具体的に解説します。

実は、外壁塗装工事というのは奥が深く、様々な知識や塗料の種類や性能があります。その分、把握すべきポイントが多々あります。
この記事を読み終えることで、外壁塗装の基礎知識が分かるだけでなく、次の外壁塗装のメンテナンスまで理想的な間隔にするためのコツについても分かりますよ。
外壁塗装のメンテナンスについて気になっている方は、ぜひ、最後までご覧くださいね。

 

外壁塗装を検討する前に把握しておくべき基礎知識!

外壁塗装を検討する前には、把握すべき様々なポイントがあります。

それは、施工業者の選び方です。施工業者選定の際どのようなポイントに目を向けるべきなのか、以下にご紹介します。

 

調査や報告がきちんとできる業者

お客様思いの優秀な施工業者は、外壁や建物の細かい診断や、診断内容の細かい報告をお客様にします。外壁塗装というのは、塗装前に融資資格者によるプロの目線での診断を行ってもらい、既存の外壁や建物の状態を細かく説明してくれる業者が、安心して外壁塗装工事をお任せすることができる業者です。

 

既存外壁塗膜をきちんとチェックして、現在どのような状態で、どのような施工をしていくべきなのかを細かく説明してくれる業者を選びましょう。

 

 

細かい内容の見積書を提出する業者

外壁塗装の見積書は、業者によっては簡単な内容でしか作成してこない場合があります。お客様は外壁塗装に詳しくないはずだから、細かく記載してもわからないだろと思うのが、理由のようです。しかし、外壁塗装は使う塗料や施工の流れにより費用が変わるので、細かく内容を記載してお客様に説明することが大事です。

 

見積書の内容が細かく記載している業者は、安心してお任せができる業者です。また、お見積書だけでなく説明用の資料を添付する業者もいますのでよりわかりやすい説明をしてくれるかもポイントのひとつになります。

 

アフターサービスや保証の内容が充実している業者

外壁塗装は、工事が完了したら終わりではありません。工事完了後に、どこまでのアフターフォローと保証があるのかは非常に大事です。業者により、アフターサービスや保証がある場合とない場合があります。必ず、保証内容が良く困った時に頼りになるアフターサービスと保証内容の業者にお願いしましょう。

 

自宅に適した外壁塗料を選ぶ

外壁塗装に使う塗料は、1種類だけではありません。様々な種類があり、自分のライフプランに合った塗料を選ぶことが大事となります。各塗料の特徴を、以下にご紹介します。

 

水性塗料と油性塗料はどちらが外壁塗装に適しているのか

まず、塗料には水性塗料と油性塗料の大きく分けて2つの種類があります。それぞれ、どのような特徴があるのか、以下にご紹介します。

 

水性塗料

塗料は、そのままの状態では塗装に使うことができません。塗装に使うために軟らかくするために、希釈材を混ぜます。水性塗料は、希釈材に水を使った塗料です。希釈材に溶剤を使っていないので、シンナー臭い塗料独自の臭さがありません。そのため、外部で利用してもシンナー特有の臭みがない分、ご近所に嫌な臭いでご迷惑を掛けずに済みます。

※現在希釈せずに使用する塗料もありますのでご参考程度に理解してください。

 

しかし、油性塗料と比較すると、塗膜の強さは弱くなってしまうのが難点です。

 

油性塗料

いわゆるシンナー臭い皆さんが塗料と想像する塗料は、油性塗料です。シンナーなどの溶剤を使って希釈するのでシンナー臭が強く、外壁塗装に採用するとシンナー臭いにおいにてご近所に苦痛を与えてしまう可能性があります。

 

溶剤で希釈して臭いをきつくさせてでも使うことには理由があり、耐久性に優れた塗膜を作ることができます。外壁は直射日光や雨などの外的刺激を受けやすいので、油性塗料は外壁塗装に適した塗料です。また、長時間艶を維持することができ、美観を保持させることもできます。

※現在希釈せずに使用する塗料もありますのでご参考程度に理解してください。

 

外壁塗料の種類の詳細

外壁塗装に使える塗料は、様々な塗料があります。機能も費用も全く異なるので、自分が考えるライフプランに合わせた塗料を利用しましょう。外壁塗装の種類の詳細を、以下にご紹介します。

 

アクリル系塗料

期待耐用年数:6~7年

安価なのが特徴ですが、その分耐久性に乏しい塗料です。近年は外壁塗装に採用される事は少なくなりましたが、頻繁に外壁の塗り替えをしたい方には適した塗料です。長く塗膜を持たせたいという考えではなく、気分で外壁の色を変えたい方には、おすすめです。

 

ウレタン系塗料

期待耐用年数:8~10年

アクリル系塗料よりも多少高い単価ですが、普及品の塗料と比べると安価な塗料の部類に入ります。アクリル塗料よりも優れた耐久性を持っていますが、その後シリコン系塗料がリリースされたことにより、人気が無くなってしまいました。塗膜は軟らかく柔軟性に富んでおり、塗膜がひび割れにくいメリットがあります。

 

シリコン系塗料

期待耐用年数:12~15年

シリコン系塗料は、現在普及品の外壁塗料です。外壁塗装業者に塗料の指定をしない場合、シリコン系塗料を使って見積もりしてくるほど、当たり前の定番塗料です。防汚性に富んでおり色落ちしにくく、カビやコケにも強いです。単価はアクリル系塗料やウレタン系塗料よりも高価ですが、費用対効果が良いので多くの外壁塗装に利用されています。

 

フッ素系塗料

期待耐用年数:15~20年

フライパンのフッ素加工のような、塗膜表面の仕上がりになる塗料です。塗膜の表面に汚れが付着しても塗膜の上に浮いて付着している状態なので、雨などの水分が塗膜の上に流れることにより、汚れを洗い流してくれる高い防汚効果を持っています。塗膜が汚れにくい分、耐久性が長くなるので、次回の塗り替えまでのスパンを長くすることができます。その分単価は高いですが、費用が高くても高品質で少ないメンテナンス回数にしたい方に、オススメの塗料です。

 

無機塗料

期待耐用年数:15~25年

無期塗料は、無機質を多く取り入れた塗料です。一般的な塗料は有機物を含んでおり、有機物の影響によって塗膜が劣化してしまいます。無機塗料は有機物を削除することにより、耐用年数を長くした画期的な塗料です。全て無機質にすることで劣化しない塗膜とすることができますが、塗料は100%無機質では作ることができないので、二両の有機物が含まれています。耐用年数が長いだけではなく、光沢が長持ちして汚れや色あせがしにくいので、長い間綺麗な塗膜を保つことができます。

ラジカル制御塗料

一般的にラジカル塗料と呼ばれていますが、正確にはラジカル制御塗料という塗料です。塗膜を劣化させる原因物質である「ラジカル」の発生や活動を抑えることにより、塗膜を長持ちさせることができる最新技術を取り入れた塗料です。

 

塗装業界で注目の塗料であり、国内大手メーカー各社がラジカル塗料を開発し販売しています。価格も普及品の塗料とあまり大きな差がないので、人気も高くなっています。

 

光触媒塗料

光触媒塗料とは、太陽光の力により汚れを浮かせて雨で洗い流してくれる親水性の機能をもった塗料です。そのため、長期間塗膜に汚れが付着しにくいので、綺麗な外壁塗膜を保つことができます。

普通の塗料と比べて高額なのがデメリットであり、太陽光が当たらない面は効果が発揮しにくいです。そのため、近年では採用される事が少なくなった塗料です。太陽が当たる部分に光触媒塗料を採用し、光に当たらない面の違う塗料を使うなど、使い分けで使われる場合が多くあります。

 

 

塗料の機能を把握しよう

塗料というのは、ただ塗膜で囲っているだけではありません。塗料には、様々な機能があります。外壁塗装を検討する際は、どの機能を塗膜に取り入れたいのかを考えて塗料選ぶことも大事となります。塗料にはどのような機能があるのか、以下にご紹介します。

 

低汚染性

低汚染性は、塗膜表面に汚れが付着しにくい性能です。代表的なのが親水性であり、美羽と馴染みやすい性能を持っているので、雨などの水分が塗膜の上を流れることにより、汚れも一緒に洗い流してくれます。

 

防カビ、防藻、防コケ

防カビ、防藻、防コケの性能を持っている塗料は、それらの発生を防ぐことができます。太陽が当たりにくい外壁にはカビや藻、コケが生えてしまうことがあるので、防カビ、防藻、防コケの塗料により綺麗な外壁を保つことができます。

 

断熱性

塗料の中に発泡スチロール製の中空ビーズが混ざっており、塗膜の中で一緒に固まることにより、断熱効果を発揮させる性能です。断熱材のような効果を発揮するので、寒いお宅には適した塗料です.

 

遮熱性

塗膜の表面で、太陽熱を屈折させて遮断させる効果を持つ塗料です。しかし、外壁には太陽熱は思いのほか影響を与えていないので、遮熱塗料を使っても想像の遮熱効果を得ることは難しい場合があります。遮熱をして熱を外壁を通して室内に取り入れたくない場合は、断熱塗料を採用する方をおすすめします。

 

耐候性

耐候性とは、外気にさらされている外壁塗膜を、紫外線などの外的刺激から守ることができる機能です。耐候性を高めることにより、塗膜の寿命を長くすることができます。耐候性が高い塗料は、塗料の値段も高くなります。しかし、塗り直し回数を減らすことができるので、メンテナンスの管理が楽になります。

 

弾性

弾性とは、ゴムのように伸びる塗膜のことです。塗膜が固くなく伸びる性質を持っているので、外壁から雨漏りが発生している場合、弾性塗膜により外壁にある雨漏りの原因を守ることができるので、雨漏りを無くすことに繋げることができます。また、地震などの建物に動きが与えられた場合でも伸びる塗膜なので塗膜にクラックが入ることがないので、外壁からの雨漏りが発生しにくい塗膜となります。

 

まとめ:外壁塗装は自分が理想と思う業者と塗料を採用しよう!

外壁塗装を行う際は、業者の選定と塗料の選定の2つが必要になることがわかったと思います。この2つをリサーチして決めることにより、理想の外壁塗装とすることができます。外壁塗装は安価な工事ではないので、納得がいく最高の工事にするように心がけましょう。

 

自分の理想通りに外壁塗装工事を行うために、適した塗料で優良業者に施工をしてもらいましょう。

 

ポイントは、3つです。

・お客様の立場に立って考えて施工契約や施工を進めてくれる業者

・自分の予算に合った塗料を採用する

・外壁に取り入れたい性能がある塗料を採用する

 

ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロです。

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この記事を書いた人

ヤブ原産業 工事営業部 

ヤブ原産業株式会社 工事営業部 一級施工管理技士 本社のある川口市を中心に、関東のアパート、マンション、一戸建てオーナー様の為に改修・修繕・補修工事に汗を流しています。