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新しい防水!!5年トップコート塗布工事がいらない防水とは!!

2023.03.13

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は新しい防水 アトムレイズJSについてお話していきます。

防水には、たくさんの種類や工法があります。今回ご紹介するのは、最新の防水になります。

ランニングコストがかからない。(メーカー検査が必要!!)画期的な防水になります。

他にも遮熱効果については他の防水と比べ物になりません。

・建物をしっかり管理したいけどランニングコストは出来るだけかけたくない!

・夏の猛暑の影響を少しでも緩和したい!!

という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
→埼玉・都内の改修工事なら弊社にお任せください!塗装や防水工事の施工実績は改修工事.jpから

今回のコラムでは、防水の基礎知識のほか、最新の防水『アトムレイズJS(一液水性アクリルゴム系屋根用塗膜防水材 屋根用防熱防水工法)』もご紹介させて頂きますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

防水の定期的なメンテナンスについて

前回のコラムでもご紹介させて頂きましたが現在の防水工法では、10年保証が付いたとしても必ず4~5年目に有償のトップコート塗布工事が条件となっています。

なぜかと言いますと防水層を守る目的のトップコートは、長年の紫外線や気温変化等により劣化します。

劣化が進みトップコートがなくなってしまいますと防水層が破壊される可能性があるためです。

この4~5年目の有償トップコート塗布工事ですが安全面で足場の設置が必要になったりとコスト的にも高い金額が必要となり大きな負担となります。

その為現状4~5年目の有償トップコート塗布工事を行わないオーナー様が多いのが現状ですが建物を守るためには良いとは言えません。

建物を守る防水工事の必要性とは?

そもそもなぜ建物に防水対策が必要なのでしょうか?

それは、雨水が建物内部に浸入することで、様々な深刻な問題を引き起こすからです。
まず、目に見える被害として挙げられるのが雨漏りです。
天井からの水滴、壁のシミなどは、見た目を損なうだけでなく、家具や家電製品への損害、さらにはカビの発生を促し、健康被害にもつながる可能性があります。

しかし、雨漏りだけが問題ではありません。
雨水が建物の構造材にまで達すると、木材の腐食や鉄筋の錆びを引き起こし、建物の耐久性を著しく低下させます。
特に鉄筋コンクリート造の建物では、鉄筋が錆びることでコンクリートが膨張し、ひび割れや剥離が生じる「爆裂現象」を引き起こすこともあります。
これは建物の寿命を縮めるだけでなく、耐震性にも影響を及ぼす非常に危険な状態です。

さらに、断熱材に水が浸入すると、断熱性能が低下し、室内の冷暖房効率が悪くなることで光熱費の増加にもつながります。
このように、防水の不備は建物の資産価値を低下させ、大規模な修繕費用を招くことにもなりかねません。
これらの問題を防ぎ、建物を長く快適に、そして安全に使い続けるためには、適切な時期に適切な「防水工事」を行うことが不可欠なのです。

専門家が選ぶ防水工事の種類と特徴

防水工事には、建物の構造や用途、状態に応じて様々な種類があります。
ここでは、主要な防水工法とその特徴について詳しく解説します。

アスファルト防水

アスファルト防水は、歴史が長く信頼性の高い防水工法として知られています。
合成繊維不織布にアスファルトを含浸・コーティングしたルーフィングシートを、溶融アスファルトで何層にも重ねて貼り付けることで防水層を形成します。

• メリット: 非常に耐久性が高く、高い水密性を誇ります。信頼性が高く、大規模な建物や重要な施設で多く採用されています。
• デメリット: 溶融アスファルトを使用するため、熱や臭いが発生し、施工時の制約があります。重量があるため、建物への負担も考慮する必要があります。また、専門的な技術が必要とされます。

シート防水

シート防水は、合成ゴム系シートや塩化ビニル樹脂系シートを接着剤で下地に貼り付けたり、機械的に固定したりして防水層を形成する工法です。

• メリット: 比較的軽量で建物への負担が少なく、多様な下地に対応できます。工期が短く、臭いも少ないため、改修工事にも適しています。
• デメリット: シートの継ぎ目からの劣化や剥がれが懸念される場合があります。また、複雑な形状の箇所への施工は難しいことがあります。

ウレタン防水

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねて防水層を形成します。

• メリット: 複雑な形状の箇所にも継ぎ目なく施工でき、下地の動きにも追従しやすい柔軟性があります。比較的安価で、改修工事で最も多く採用されています。
• デメリット: 乾燥に時間がかかり、工期が長くなる傾向があります。また、下地の状態や職人の技術によって仕上がりに差が出やすいこともあります。

FRP防水

FRP防水は、液状の不飽和ポリエステル樹脂とガラス繊維を組み合わせて防水層を形成します。

• メリット: 軽量でありながら非常に強度が高く、硬化が速いため短期間で施工が完了します。耐摩耗性や耐水性に優れ、ベランダや屋上駐車場の防水によく用いられます。
• デメリット: 硬度が高いため、下地の動きに追従しにくく、ひび割れが発生する可能性があります。また、施工時に特有の臭いが発生します。

新しい防水アトムレイズJSとは

①高品質防水・・・・材料、工法、施工の全てが高品質

高品質工法(建設技術審査証明 BCJ-審査証明-215)
公的機関により、実績のあるウレタン塗膜工法と同等性能である認証を頂いています。
・ウレタン防水を用いたX-1絶縁工法、X-2密着工法と同等の防水性能である。
・ウレタン防水を用いたX-1絶縁工法、X-2密着工法に比べVOC削減が図れる
※VOCは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds) の略称で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、 シンナーなどに含まれる
トルエン、キシレン、酢酸エチルな どが代表的な物質です。
・遮熱トップコートのみを使用した塗膜防水工法に比べて、近赤外線領域の日射反射率が高い

アトムレイズ工業会により高品質施工の為に下地を知り、材料を知り、熟練した技能を持つ認定施工店による施工で高品質の施工を行います。

②特徴

・防水保証(最長10年)・・ランニングコストが従来の防水に比べてかかりません!!
W反射シルテム(遮熱防水材+遮熱トップコート)
トップコートだけでなく、防水層とWで近赤外線をブロック。一般材に比べて遮熱効果が高く、その効果が持続します。
建設技術審査証明やNETISにも登録されている独自技術です。

・建物の長寿命化への貢献
→強烈な日射は建物にも大敵。高温による劣化と温度変化による膨張・収縮を制御することにより、建物の長寿命化に貢献します。また、日射熱緩和により
ひび割れ挙動を低減できます。(広島大学と共同研究)

・熱中症対策
→寝室の屋根や、避難所として使用される体育館などの屋根は熱中症対策が重要です。
また、工場内の室温上昇を抑制し、作業効率の向上に貢献します。

③予防保全による長寿命化でランニングコストを低減します。
・日射による劣化を低減
→強烈な日射による熱劣化と紫外線劣化。熱、紫外線に強いアクリルゴム防水材が長期間下地を保護します。
※促進耐候性試験3.000時間の表面状態
試験内容:ランプ照射や熱負荷、散水により野外環境を疑似的に再現。(3.000時間は10年相当の紫外線照射量です。)
 結果:アトムレイズJSは紫外線による劣化がほとんどありません。
    ウレタン塗膜防水材はひび割れを生じるため、トップコートを定期的に塗り替える必要があります。

アトムレイズJSは他の防水工法に比べて歴が浅い工法になります。
しかし、紫外線が日本で一番厳しい沖縄県の公共工事で採用されるなどしっかりと実績を積み今注目され初めています。

ただ、いいことばかりではないのも現状です。
ウレタン塗膜防水に比べて仕上りが平滑ではなくローラーで施工した際にはローラーの跡が目立ちやすい特徴があります
ただ、屋上等仕上りよりも性能を求められるところにはこれ以上ない防水工法と思います。

仕上りが気になる時には吹付け施工も出来ますのでご相談ください。


カタログや塗り板見本を用意していますのでぜひお問合せください。
当社もアトムレイズ工業会に所属していますので施工の際にはメーカーの指導を仰ぎながら高品質の施工にて高品質防水を提供させて頂きます。

気になった方はご遠慮なくお問い合わせください。
より詳しく説明させて頂きます。

適正価格で安心の防水工事費用相場と見積もりチェック

防水工事は決して安価なものではありません。
しかし、建物を守るために必要な投資であり、適切な時期に適切な工事を行うことで、将来的な大規模修繕費用を抑えることにもつながります。
ここでは、防水工事の費用相場と、見積もりを比較する際のチェックポイントについて解説します。

防水工事の費用相場

防水工事の費用は、選択する工法、施工面積、下地の状態、足場の要否、保証期間などによって大きく変動します。
あくまで目安ですが、一般的な費用相場は以下の通りです。(1平方メートルあたりの単価)

• ウレタン防水: 3,000円~7,000円
• FRP防水: 4,000円~8,000円
• シート防水(塩ビシート): 4,000円~7,000円
• アスファルト防水: 5,000円~10,000円

これに加えて、足場設置費用(高所作業の場合)、下地補修費用、既存防水層の撤去費用などが別途必要になる場合があります。
総額で数十万円から数百万円になることも珍しくありません。

見積もりを比較する際のチェックポイント

複数の業者から見積もりを取ることは、適正価格で高品質な防水工事を行う上で非常に重要です。
見積もりを比較する際は、以下の点に注目しましょう。

1. 工事内容の明確さ
どのような工法で、どのような材料を使用し、どの範囲を工事するのかが具体的に記載されているかを確認しましょう。
一式工事など、詳細が不明瞭な見積もりは避けるべきです。

2. 費用の内訳
材料費、施工費、諸経費、足場費用などが明確に分けられているか確認しましょう。
何にいくらかかるのかが分かると、比較検討しやすくなります。

3. 保証期間と内容
防水工事には通常、数年~10年程度の保証が付きます。
保証期間だけでなく、どのような場合に保証が適用されるのか、免責事項なども含めて確認しましょう。

4. 下地処理の記載
防水層を長持ちさせるには、下地処理が非常に重要です。
下地処理の内容が具体的に記載されているか、必要な工程が含まれているかを確認しましょう。

5. 追加費用の有無
「工事中に予想外の劣化が見つかった場合」など、追加費用が発生する可能性について事前に説明があるか確認しましょう。

安すぎる見積もりには注意が必要です。
手抜き工事や、後から追加費用を請求されるトラブルにつながる可能性があります。
逆に高すぎる見積もりも、ぼったくりの可能性がないとは言い切れません。
3社程度の相見積もりを取り、内容を比較検討することをおすすめします。

失敗しない防水工事業者選びのポイント

防水工事の成功は、適切な業者選びにかかっています。
悪質な業者に依頼してしまうと、手抜き工事や高額請求、保証なしなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ここでは、信頼できる防水工事業者を選ぶためのポイントを解説します。

1. 施工実績と専門性
防水工事の専門業者であるか、豊富な施工実績があるかを確認しましょう。
特に、自身が依頼したい工法の実績が豊富であるかが重要です。
ウェブサイトやパンフレットなどで実績を確認したり、直接問い合わせてみたりしましょう。

2. 資格と許可
防水工事に関する専門資格(例えば、1級防水施工技能士など)を持つ職人が在籍しているか、建設業許可(防水工事業)を取得しているかを確認しましょう。
これらの資格や許可は、一定の技術力と信頼性の証です。

3. 丁寧な説明と提案
現地調査の際や見積もり提出時に、建物の状態や最適な工法について分かりやすく丁寧に説明してくれるか、こちらの疑問にきちんと答えてくれるかを確認しましょう。
複数の選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを説明してくれる業者は信頼できます。

4. 詳細な見積もり
前述の「見積もりを比較する際のチェックポイント」で述べたように、詳細で内訳が明確な見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。

5. 保証とアフターサービス
施工後の保証内容が明確であるか、万が一の不具合の際に迅速に対応してくれるアフターサービスがあるかを確認しましょう。
長期的な視点で付き合える業者を選ぶことが重要です。

6. 口コミや評判
インターネット上の口コミサイトやSNS、地域での評判などを参考にすることも有効です。
ただし、匿名性の高い情報には注意し、複数の情報源を総合的に判断しましょう。

7. 自社施工の有無
下請けに丸投げせず、自社で施工管理を行っている業者の方が、責任の所在が明確で品質管理が行き届いているケースが多いです。

防水工事のメンテナンスと長寿命化

防水工事が完了したらそれで終わりではありません。
防水層の性能を維持し、建物を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが不可欠です。

定期的な点検

年に一度程度、ご自身で屋上やベランダの防水層に異常がないか目視で点検することをおすすめします。
具体的には、以下の点を確認しましょう。

• ひび割れや浮き: 防水層にひび割れや膨れ、浮きがないか。
• 剥がれ: シート防水の場合、継ぎ目や端部が剥がれていないか。
• 劣化: 表面の色褪せやチョーキング(白い粉が出る現象)がないか。
• 水たまり: 排水溝が詰まっていないか、水たまりができていないか。
• コケやカビ: 防水層表面にコケやカビが発生していないか。

これらの異常を発見した場合は、早めに専門業者に相談しましょう。
軽微なうちに補修することで、大規模な工事を未然に防ぎ、費用を抑えることができます。

清掃と排水溝の確認

屋上やベランダに落ち葉やゴミがたまると、排水溝を詰まらせ、水たまりの原因になります。
定期的に清掃を行い、排水溝がスムーズに機能しているか確認しましょう。

再防水のタイミング

一般的に、防水層の寿命は工法によって異なりますが、10年~20年程度が目安とされています。
しかし、これはあくまで目安であり、建物の環境や日当たり、使用状況によって大きく変動します。
前述のような劣化症状が見られる場合はもちろん、特に目立った異常がなくても、前回の防水工事から10年程度経過したら、一度専門業者に点検を依頼することを強くおすすめします。
早期に劣化を発見し、適切なタイミングで再防水やメンテナンスを行うことで、建物の資産価値を維持し、安心して住み続けることができるでしょう。

防水工事で安心して暮らせる住まいへ

建物を雨水から守り、長く快適に使い続けるために防水工事は非常に重要な役割を担っています。
適切な工法の選択、信頼できる業者選び、そして定期的なメンテナンスが、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持するための鍵となります。
もし、雨漏りや防水層の劣化でお悩みであれば、まずは専門業者に相談し、無料診断を受けてみることをおすすめします。
早期発見・早期対応が、建物の健康を守る上で最も大切なことです。
この記事が、あなたの防水工事に関する疑問を解消し、安心して暮らせる住まいづくりの一助となれば幸いです。

 

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