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屋根・外壁・防水のQ&Aブログ

初めての防水工事でも安心!費用の基本とトラブル回避法

2025.05.19

建物の寿命を延ばし、安心して暮らすために欠かせないのが「防水工事」です。
特に屋上やバルコニー、外壁などは風雨にさらされるため、防水処理が不十分だと雨漏りや建物の劣化を引き起こす原因になります。

しかし、「防水工事は初めてで、何から始めればよいのか分からない」「費用がどのくらいかかるのか不安」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、防水工事にかかる費用の基本や、見積もり・施工時に注意すべきポイント、トラブルを避けるためのコツをわかりやすく解説します。

防水工事の種類と特徴を知っておくことで費用の見通しがつく

防水工事と一口にいっても、施工方法にはいくつかの種類があり、それぞれ費用や施工期間、耐久年数が異なります。
以下は代表的な防水工事の種類と特徴です。

・ウレタン防水
液体状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を作る方法。
施工が簡単で比較的安価ですが、厚みのムラが出やすいため職人の技術に左右されます。
費用目安:4,000~7,000円/㎡

・シート防水(塩ビ・ゴム)
シート状の防水材を貼り付ける方法で、耐久性に優れており、施工後すぐに歩行可能。
機械固定や接着工法などがあります。
費用目安:5,000~9,000円/㎡

・アスファルト防水
最も歴史が長く信頼性の高い防水工法。
熱を使ってアスファルトを複数層に塗布します。
施工に時間とコストがかかるため、大型施設やビル向け。
費用目安:6,000~10,000円/㎡

このように、防水工事の種類によって費用に大きな差があります。
工事を依頼する前に、自分の建物に適した方法を理解し、見積もり内容と照らし合わせることが重要です。

費用の内訳を知れば防水工事の見積もりも怖くない

防水工事の費用は、単に材料代だけではありません。
見積もりにはいくつかの要素が含まれており、項目ごとの内容を理解しておくことで、不当な請求や見積もりの不明点に対応しやすくなります。

【主な費用内訳】
・材料費:防水材、下地処理剤、トップコートなど
・施工費:職人の人件費、施工日数、技術料
・足場費用:高所作業が必要な場合、仮設足場の設置に別途費用がかかる
・廃材処分費:古い防水層の撤去や産業廃棄物処理
・諸経費:交通費、養生費、その他雑費

たとえば、30㎡のバルコニーにウレタン防水を施工する場合、すべて込みで20万~30万円程度が一般的な費用相場です。
ただし、下地の状態が悪かったり、足場が必要だったりすると、さらに高額になることがあります。

防水工事でありがちな費用トラブルとその回避法

初めて防水工事を依頼する人にとって、最も心配なのが「費用トラブル」。
よくあるケースと、その防止策を知っておきましょう。

ケース1:見積もりと最終請求額に大きな差がある
原因:施工途中で追加工事が発生するケース。事前の説明不足や下地の診断ミスが原因になることも。
対策:必ず「追加費用が発生する可能性」とその範囲を確認し、契約書に記載してもらう。

ケース2:相場より明らかに高額な請求
原因:悪質な業者による過剰請求。詳細な説明がないまま高額請求される場合があります。
対策:相見積もりを取り、3社以上から比較する。費用の根拠を説明できない業者は避ける。

ケース3:格安見積もりで品質に不安
原因:工事内容を省略したり、質の低い材料を使用したりする場合がある。
対策:単に安さで選ばず、過去の施工事例や保証内容を確認する。

防水工事を成功させるために!費用以外で注目すべきポイント

防水工事の成否は「費用の安さ」だけで決まりません。
以下の点にも注目することで、長期的に見て満足度の高い工事になります。

1. 保証制度の有無を確認
5年~10年の保証を設けている業者が多く、万が一のトラブル時に無償対応してくれることもあります。保証書の内容は事前にしっかり確認しましょう。

2. アフターフォローの内容
施工後に定期点検があるかどうかも大切なポイント。アフターフォローがない業者は避けるのが無難です。

3. 現地調査と診断の丁寧さ
見積もりを出す前にしっかりと現地調査を行い、写真付きで診断内容を説明してくれる業者は信頼性が高い傾向にあります。

防水工事の費用を理解し、安心して依頼するために

防水工事は一度施工すれば数年~十数年単位で効果が続く大切なメンテナンス作業です。
費用は決して安いものではありませんが、雨漏りや建物の老朽化を未然に防ぐ保険と考えれば、その価値は十分にあります。

初めての防水工事でも、施工方法の違いや費用の内訳、注意すべきトラブルの例を知っておくことで、不安は大きく軽減できます。
相見積もりや業者選びの際には、単に価格の安さではなく「工事内容の透明性」や「アフター対応の有無」といった要素にも目を向けましょう。

正しい知識を持ち、信頼できる業者と出会うことで、安心・安全な防水工事を実現できます。
長く快適に住まいを守るために、今こそ防水工事への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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