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6月は梅雨!悪条件な時期でも外壁塗装ができるポイントをご紹介!

2024.05.31

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は【梅雨のような湿度が高い時期でも外壁塗装ができるのか?】把握すべきポイントについてお話していきます。

・外壁塗装を検討していたんだけれど、忙しくて計画が遅れて梅雨が近い時期になってしまった…やっぱり梅雨時期は外壁塗装工事を行うのは避けるべきなのかな?

・親戚が家に集まるので汚い外壁を塗装工事したい!雨が多い時期となるけれど外壁塗装ができる条件はあるはず!どうにか外壁塗装工事をしたい!

という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
→埼玉・都内の防水工事の施工実績は改修工事.jpから

今回の記事では「梅雨の時期はなぜ外壁塗装を避けるべきなのか、梅雨でも外壁塗装ができるポイント」について様々な角度から解説をします。

6月といばえ梅雨なので、外壁塗装に適していない時期と思う方もいると思います。
しかし、全く外壁塗装ができない時期というわけではありません。
6月に外壁塗装を行う際に気にするべきポイントは、雨と湿度です。

この記事を読み終えることで、「なぜ梅雨時期は外壁をはじめ外部塗装工事を避けるべきなのかについて分かるだけでなく、梅雨の時期でも外壁塗装ができるポイントについても把握することができますよ。
6月の梅雨の時期に外壁塗装工事をしないといけないお宅は、是非最後までご覧くださいね。

6月は梅雨!悪条件な時期でも外壁塗装ができるポイントをご紹介!

なぜ梅雨の6月は外壁塗装に不向きと言われるのか?

梅雨の時期に外壁塗装が敬遠されるのには、明確な理由があります。
主な要因は以下の2つです。

1.雨が降る日が多い

梅雨の時期は、なんといっても雨が降る日が多いのが特徴です。
外壁塗装は基本的に屋外で行う作業であるため、雨が降っている日は工事を進めることができません。
塗料は乾燥するまでに一定の時間が必要であり、この間に雨に濡れてしまうと、塗料が流れ落ちたり、水ぶくれができたりと、塗膜の品質に重大な影響を及ぼしてしまいます。

雨が降っていない日でも、天気予報とにらめっこしながら作業を進める必要があります。
予期せぬ通り雨に見舞われるリスクも高まるため、塗装業者はスケジュール管理に細心の注意を払わなければなりません。

2.湿度が高い

梅雨のもう一つの特徴は、湿度が高いことです。
特に湿度85%以上の環境下では、塗料の乾燥が極端に遅れたり、乾燥不良を起こしたりする可能性が高まります。
日本の建築基準法では、この湿度85%以上での塗装工事は原則として禁止されています。

湿度が高いと、塗料に含まれる水分や溶剤がうまく蒸発せず、塗膜が完全に硬化する前に次の工程に進んでしまうことがあり、これにより塗膜にシワやひび割れが生じたり、塗料本来の性能が十分に発揮されなかったりといった不具合につながることがあります。

また、高湿度下では、塗料の密着力が低下し、剥がれやすくなるリスクも高まります。
このような品質不良は、建物の美観を損なうだけでなく、外壁の保護という塗装本来の重要な役割を果たせなくなるため、絶対に避けなければなりません。

梅雨の6月でも外壁塗装ができる条件とは?

梅雨の時期は外壁塗装に不向きな条件が揃いやすいとはいえ、決して工事ができないわけではありません。
梅雨でも外壁塗装を行うことができるのは、以下の条件を満たしている場合です。

1.雨が降っていない日

最も単純で重要な条件は、雨が降っていないことです。
これは「雨天時は塗装作業ができない」という原則に基づきます。
ただし、雨が降っていなくても、外壁が雨で濡れている場合は完全に乾燥するまで塗装はできません。

最近の塗料は性能が高く、特に水性塗料は乾燥時間が比較的短いものが増えています。
乾燥が完了して塗膜が形成された後であれば、多少の雨に濡れても品質に影響は出にくいです。
しかし、これはあくまで塗膜が完全に乾燥した後の話です。
塗りたての状態は非常にデリケートであるため、予報を確認し、雨が降らない確実なタイミングで作業を進める必要があります。

2.湿度が85%以下の日

先ほども述べたように、日本の建築基準法では湿度85%以上の環境下での塗装工事は禁止されています。
しかし、梅雨の時期でも湿度が85%以下になる日はあります。
特に晴れ間が見える日や、風通しの良い日などは、湿度が下がりやすい傾向にあります。

塗装業者は、作業開始前に必ず湿度計を使って現場の環境を確認します。
湿度が基準値以下であることを確認してから作業を開始するため、お客様は湿度に関する心配をする必要はありません。
信頼できる業者であれば、このあたりを徹底して管理してくれます。

3.徹底した養生で外部環境を遮断する

「どうしても雨の日や湿度が高い日でも工事を進めたい!」という場合は、徹底した養生を行うことで、外部の悪条件をシャットアウトする方法があります。

具体的には、足場全体をシートで囲い、その内部をジェットヒーターなどで暖め、湿度をコントロールします。
この方法を使えば、雨や高湿度の影響を完全に受けずに塗装作業を進めることができます。

この方法は、特に工事期間を短縮したい場合や、特殊な事情で工事を急ぐ必要がある場合に有効です。
もちろん、この方法には追加費用が発生しますが、通常の工事でも足場やシートは使用するため、追加で必要なのは足場上部を屋根のように塞ぐための資材、ジェットヒーター、そしてその燃料などです。

この方法は、雨天や高湿度の問題を解決できる強力な手段であり、実際に多くの現場で採用されています。
しかし、信頼できる専門知識を持った業者でなければ、適切に湿度管理を行うことは困難です。
事前に業者と相談し、この方法が可能かどうか、費用はどれくらいかかるかを確認しましょう。

梅雨の6月に外壁塗装を行うメリット

梅雨の時期に外壁塗装を行うことには、デメリットばかりではありません。
むしろ、この時期だからこそのメリットもいくつか存在します。

1.工事依頼が集中しにくい

梅雨の時期は、一般的に外壁塗装の閑散期です。
多くの人が「雨が多いから…」と工事を避けるため、業者のスケジュールに空きが出やすい傾向にあります。
そのため、自分の希望するタイミングで工事を依頼しやすく、スピーディーに対応してもらえる可能性が高まります。

通常、春や秋の繁忙期には、予約が埋まってしまい、数ヶ月先まで待たなければならないことも珍しくありません。
しかし、梅雨の時期であれば、スムーズに工事を開始できるでしょう。

2.工事費用が安くなる可能性がある

閑散期である梅雨の時期は、工事費用が安くなる可能性があります。
業者によっては、工事が少ない時期でも受注を確保するために、通常よりもお得なプランを提案したり、値引きに応じてくれたりすることがあります。

ただし、これはすべての業者に当てはまるわけではありません。
交渉のタイミングや業者の経営状況にもよるため、「絶対に安くなる」とは言い切れませんが、費用面でお得になるチャンスがあるのは確かです。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討してみることをおすすめします。

3.職人が多く入り、工事が早く終わる可能性がある

閑散期である梅雨の時期は、職人のスケジュールにも比較的余裕があります。
そのため、通常よりも多くの職人を一つの現場に配置し、短期間で集中的に工事を進めてくれる場合があります。

例えば、通常であれば2週間かかる工事が、1週間で終わるという極端な例もゼロではありません。
職人さんたちも、雨の影響を受ける前に一気に工事を終わらせたいという意識が働くため、より効率的に作業を進めてくれることが期待できます。

梅雨の6月に外壁塗装を行う際の注意点

メリットがある一方で、梅雨の時期に工事を行う際には、いくつかの注意点があります。

1.工期が延びる可能性がある

最も大きな注意点は、工期が延びる可能性があることです。
雨が降る日が多いと、その分作業が中断され、全体の工期が長引いてしまいます。
工事が延びると、足場が長期間設置されたままになるため、生活に不便を感じることがあるかもしれません。

梅雨の時期に工事を依頼する際は、あらかじめ工期が延びる可能性を考慮し、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことが重要です。
また、業者には「雨天時はどうなるか」「工期が延びた場合の追加費用は発生するか」などを事前に確認しておきましょう。

2.塗料の乾燥に時間がかかる

湿度が高いと、塗料の乾燥に時間がかかります。
たとえ雨が降っていなくても、湿度が高い日は塗料が乾きにくいため、作業を進めることができません。

乾燥不足のまま次の工程に進んでしまうと、仕上がりの品質が低下する原因となります。
信頼できる業者は、塗料メーカーが定める規定の乾燥時間を厳守してくれますが、お客様自身も「乾燥には時間がかかるものだ」と理解しておくことが大切です。

3.天気予報に左右される

梅雨の時期は、天気予報に一喜一憂することになります。
工事のスケジュールは、その日の天気予報によって大きく左右されるため、計画通りに進まないことも多々あります。

特に、作業の途中で急な雨が降ってきた場合、急いで養生をする必要があります。
こうした不測の事態にも対応できる、経験豊富な業者を選ぶことが重要です。

6月の外壁塗装で失敗しないための業者選びのポイント

梅雨の時期に外壁塗装を成功させるためには、業者選びが最も重要です。
以下のポイントを押さえて、信頼できる業者を選びましょう。

1.豊富な実績と知識があるか

梅雨の時期の塗装は、通常の時期よりも高い技術と豊富な経験が求められます。
雨や湿度といった悪条件にどう対応してきたか、過去の施工事例などを確認し、梅雨の時期の工事に慣れている業者を選びましょう。

2.丁寧なヒアリングと詳細な見積もり

お客様の希望や建物の状況を丁寧にヒアリングし、工事内容を詳細に説明してくれる業者を選びましょう。
梅雨の時期の工事では、特に「工期の目安」「雨天時の対応」「追加費用の有無」などについて、明確な説明があるかどうかが重要です。

また、見積もり書には、使用する塗料の種類やメーカー、単価、工事内容が細かく記載されているかを確認しましょう。
一式でまとめられている場合は、内訳を尋ねてみましょう。

3.アフターフォローや保証制度が充実しているか

万が一、施工後に不具合が見つかった場合に備え、アフターフォローや保証制度が充実しているかどうかも重要なポイントです。
特に梅雨の時期の工事では、塗膜の剥がれやふくれなどのリスクがゼロではありません。

保証期間や保証内容をしっかりと確認し、安心して任せられる業者を選びましょう。

6月に外壁塗装を成功させる!プロが教える梅雨時期の豆知識

ここでは、外壁塗装に関するさらなる豆知識をご紹介します。
これらの知識を身につけておけば、業者との打ち合わせもスムーズに進み、より納得のいく工事が実現できます。

1.塗料の種類と梅雨の相性

外壁塗装に使用される塗料には、大きく分けて水性塗料と油性塗料(溶剤系塗料)の2種類があります。

・水性塗料
主に水が溶剤として使われているため、環境や人体への影響が少ないのが特徴です。
乾燥時間も比較的短く、近年の外壁塗装では主流になっています。
梅雨時期でも、雨が降っていない日を選んで塗装すれば問題なく使用できます。

・油性塗料
シンナーなどの有機溶剤が使われており、高い耐久性と密着力が魅力です。
ただし、特有の強い臭いがあり、乾燥時間も長めです。
特に高湿度下では乾燥不良を起こしやすいため、梅雨時期の施工には注意が必要ですが、徹底した養生と空調管理を行えば、使用することも可能です。

どちらの塗料を選ぶかによって、梅雨時期の施工可否や注意点が変わってきます。
業者と相談し、建物の状態やご希望に合わせて最適な塗料を選びましょう。

2.工事の進捗状況をチェックする方法

梅雨時期は工期が延びやすいため、お客様も工事の進捗状況が気になるものです。
信頼できる業者であれば、毎日の作業内容や翌日の予定などを書面や口頭で報告してくれます。

また、工事現場には必ず作業日誌が置かれています。
そこには、その日の作業内容、使用した塗料の種類や量、天候や湿度などの記録が詳細に記載されています。
お客様自身でこの日誌を確認することで、工事が適切に進められているか把握することができます。

もし、業者から十分な情報が得られない場合は、積極的に質問してみましょう。
「今日はどんな作業をしたんですか?」「明日は雨予報ですが、どうなりますか?」など、気になることは遠慮なく尋ねることが大切です。

3.業者との契約前に確認すべきこと

梅雨の時期に工事を依頼する際は、通常の契約内容に加えて、以下の点を必ず確認しておきましょう。

・工期の目安: 「雨が降らなかった場合」と「雨が降った場合」のそれぞれの工期を確認し、予備日についても話し合っておきましょう。

・追加費用の有無: 工期が延びた場合、追加で費用が発生するかどうかを明確にしておきましょう。

・天候不良時の対応: 雨天時や高湿度時の作業ルール、作業の中断や再開のタイミングについて、具体的に確認しておきましょう。

・養生方法: 雨天時にどのように養生を行うのか、その費用は見積もりに含まれているのかを確認しましょう。

これらの項目を契約書に明記してもらうことで、後々のトラブルを防ぐことができます。

6月の外壁塗装でよくあるご質問(FAQ)

Q1: 梅雨の時期に外壁塗装をしても、本当に品質は大丈夫ですか?

A1: 信頼できる業者に依頼すれば、品質に問題はありません。
業者は雨が降っていない日や湿度が低い日を選んで作業を進め、塗料の乾燥時間も厳守します。
また、必要に応じて徹底した養生を行うことで、悪条件を回避します。

Q2: 梅雨の時期だと工期はどのくらい延びますか?

A2: 一概には言えませんが、雨が続いた場合、通常よりも1週間~2週間ほど延びる可能性があります。
事前に業者と相談し、工期が延びた場合の対応について確認しておきましょう。

Q3: 雨の日に塗装作業はできますか?

A3: 基本的に、雨が降っている日は塗装作業はできません。
雨で塗料が流れたり、塗膜が形成不良を起こしたりするリスクがあるからです。
ただし、足場全体をシートで囲うなどの特別な養生を行った場合は、作業を進めることができる場合があります。

Q4: 工事中に急な雨が降ってきたらどうなりますか?

A4: 経験豊富な職人さんは、常に天気予報を確認しながら作業を進めます。
万が一急な雨が降ってきた場合は、速やかに養生シートをかけて塗料が濡れないように保護します。

Q5: 外壁塗装の最適な時期はいつですか?

A5: 外壁塗装に最適な時期は、一般的に春(3月~5月)と秋(9月~11月)と言われています。
この時期は気候が安定しており、塗料の乾燥に適した環境が整いやすいためです。
しかし、梅雨の時期や冬の時期でも、適切な対策を取れば高品質な工事は可能です。

梅雨でも外壁塗装は可能!プロに任せて安心の工事を

梅雨の時期は、外壁塗装に不向きな条件が揃いやすいのは事実です。
しかし、雨や湿度の問題をクリアできる日や、徹底した養生を行うことで、梅雨の時期でも高品質な外壁塗装は可能です。

そして、この時期に工事を行うことには、閑散期だからこそのメリットもたくさんあります。

・工事ができる日はある:梅雨の時期でも、雨が降らず湿度が低い日は必ずあります。
・費用が安くなる可能性:閑散期のため、工事費用がお得になるチャンスがあります。
・工事が早く終わる可能性:職人が多く入ることで、通常より早く工事が完了することが期待できます。

大切なのは、梅雨の時期の施工に精通した信頼できる業者を選ぶことです。

「梅雨時期に外壁塗装を考えているけれど、どうしたらいいか分からない…」
「うちの家でも梅雨に工事はできるの?」

私たちヤブ原産業株式会社は、お客様の大切な建物を長持ちさせるための改修工事のプロフェッショナルです。
梅雨の時期の施工においても、以下の強みでお客様をサポートします。

・豊富な経験と専門知識
50年以上にわたり、建築仕上材・改修材メーカーとして培ってきたノウハウと、高度な施工技術で、悪条件の中でも高品質な工事を実現します。

・徹底した品質管理
建築基準法を遵守し、湿度や温度を厳密に管理しながら作業を進めます。
お客様には、工事の進捗状況を随時ご報告し、安心して工事を見守っていただけるよう努めます。

・お客様に寄り添った提案
お客様の「早く工事を終わらせたい」「費用を抑えたい」といったご要望に真摯に向き合い、最適な工法や塗料をご提案します。

・充実のアフターフォロー
施工後の定期点検や保証制度も充実しており、工事後もお客様の建物を長期にわたってサポートします。

外壁塗装にお悩みの方は、ぜひ一度ヤブ原産業株式会社にご相談ください。
お客様の状況に合わせて、最適なプランをご提案させていただきます。

 

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