BLOG 住まいのトラブル解決ブログ

駐車場のライン(白線)引き直し工事

2023.06.09

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は【駐車場のライン(白線)引き直し工事】についてお話していきます。

「最近、駐車場の白線がかすれて見えにくくなった…」
「番号が消えてしまって、どこに停めていいのかわかりにくい…」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

今回は、HPよりお問合せ頂き外壁改修工事をさせて頂きました川口市にお住いの施主様より駐車場のライン引き直し工事のご依頼を頂き工事を行わせて頂きましたのでご紹介したいと思います。

駐車場のラインを引きたい・ラインの引き直しをしたい・番号が消えてしまたという方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
→埼玉・都内の防水工事の施工実績は改修工事.jpから

そもそも駐車場ライン引き直し工事はなぜ重要?

駐車場のラインが薄くなったり消えかかったりすると、さまざまな問題が発生します。

・安全性の低下
ラインが不明瞭だと、駐車スペースが分かりにくくなり、車の接触事故やドアパンチといったトラブルの原因になりかねません。
特に夜間や悪天候時は視認性がさらに悪化し、危険性が高まります。

・不法駐車の増加
月極駐車場や商業施設の場合、区画が不明瞭になると、部外者の不法駐車を招きやすくなります。

・美観とイメージの低下
ラインが薄い駐車場は、建物全体の管理が行き届いていないような印象を与え、美観を損ねます。

このように、駐車場のラインは単なる区画を示すだけでなく、利用者の安全確保と建物の資産価値維持に直結しています。
定期的な駐車場ライン引き直し工事は、これらの問題を未然に防ぐために不可欠なメンテナンスです。

駐車場ライン引き直し工事で知っておきたいこと

多くの人が「自分でペンキを塗れば安く済むのでは?」と考えがちですが、安易なDIYはかえってコストや手間がかかる結果になることが少なくありません。

専門業者に依頼する最大のメリットは、耐久性の高い仕上がりが実現できる点にあります。
専門業者は、路面専用の材料や工具を使用し、適切な工程で施工します。
例えば、駐車場のラインには、車の重みや摩擦、雨風、紫外線に耐えられるように、特殊な塗料が使われます。
一般的な塗料ではすぐに剥がれてしまい、結局何度も塗り直すことになりがちです。

また、専門業者は既存のラインの状況や路面の種類に合わせて、最適な工法を提案します。
例えば、アスファルト用、コンクリート用など、下地によって最適な材料は異なります。
このような専門的な知見が、高品質で長持ちする仕上がりにつながります。

駐車場のライン引き直し工事の流れを解説

ここからは、専門業者が行う具体的な駐車場ライン引き直し工事の流れを解説します。

1.現地調査とお見積もり

まず、専門業者が現地を訪問し、駐車場の状態を確認します。
既存のラインの劣化状況、路面の種類(アスファルト、コンクリートなど)、駐車台数、工事箇所などを丁寧にチェックし、最適な工法と材料を選定します。
その上で、具体的な工事内容と費用を記載したお見積もりを提出します。

2.下地処理

工事の中で最も重要な工程の一つが下地処理です。
古いラインが剥がれかかっている場合、そのまま新しいラインを引いてもすぐに剥がれてしまいます。
そのため、まずは高圧洗浄機や専用の工具を使って古いラインや汚れ、コケなどを徹底的に除去します。
この丁寧な下地処理が、新しいラインを長持ちさせる秘訣です。

3.専用プライマーの塗布

路面と塗料の密着性を高めるために、専用のプライマー(下塗り材)を塗布します。
プライマーは、塗料の剥がれを防ぎ、耐久性を向上させる役割があります。
この工程を省くと、どんなに良い塗料を使っても長持ちしません。

4.ラインの墨出し

まっすぐで正確なラインを引くために、ラインの幅や位置を正確に測量し、チョークや墨つぼを使って路面に印をつけます。
この作業を丁寧に行うことで、見栄えの良い美しい仕上がりになります。

5.塗料の塗布

ここからいよいよ塗料を塗布していきます。
駐車場のライン引きには、主に以下の2種類の工法があります。

・溶融型路面標示工法
熱で溶かした粉末状の専用塗料を路面に塗布する工法です。
乾燥が早く、強度と耐久性が非常に高いのが特徴です。

・ペイントマーキング工法
刷毛やローラーを使って専用の塗料を塗る工法です。
機械が入らない狭い場所や、文字やマークを描く際によく用いられます。

専門業者は、状況に応じてこれらの工法を使い分け、最適な施工を行います。

6.養生と乾燥

塗料を塗布した後は、車や人が立ち入らないように養生を行い、塗料が完全に乾燥するまで待ちます。
溶融型路面標示工法の場合、数時間で乾燥しますが、ペイントマーキング工法の場合は乾燥に時間がかかるため、しっかりとした養生期間が必要です。

駐車場ライン引き直し工事実例

今回もそうだったのですが外壁工事が完了して足場の解体作業が終わったり終わりかけになると他のところが気になりだします。

特に多いのが
①門扉
②フェンス
③駐車場他

駐車場のライン引き直しにつきましてはマンションや月極駐車場が多いのですが、オーナー様でホームセンター等で塗料を購入して塗ってみたがすぐに剥がれてしまったとの声をよく聞きます。

駐車場等で使用されている白線は一般的に塗料でなく専用の材料になります。
他にもテープタイプであったり機械が通らないところは専用の塗料でも施工することがあります。

使用する材料は、もちろんですがやはり専門業者に依頼をし、費用はかかってしまいますがすぐに剥がれて何度も何度もやり直しをするよりその場所にあった材料や工法にて施工できる専門業者に依頼することをお勧めします。

今回の施主様も塗料を塗って一年もたなかったとおっしゃっていました。

駐車場は、車の往来や雨風・日当たり等想像以上に過酷な環境ですので専門の業者に専用の材料を使用して施工してもらうことが長持ちに繋がります。

工事内容としては、

①既存の白線の剥離しかけているものや剥がれている物の撤去

ライン引き直し工事で大事なのが既存の白線が剥がれかけていないかの確認です。
剥がれそうな上に新しく施工しても既存の白線が剥がれてはどうしようもないからです。
剥がれかかっている古い白線や、剥がれて残っている部分を、専用の工具や剥離剤を用いて徹底的に撤去します。
この作業が、新しいラインの仕上がりと耐久性を左右する重要な工程です。

②清掃

施工箇所に付着した土や砂、藻、油汚れなどを、ホウキや高圧洗浄機などで丁寧に清掃します。塗料の密着を妨げる異物は、すべて取り除きます。

③ラインの墨出し

まっすぐで美しいラインを引くためには、事前の測量と墨出しが不可欠です。
レーザーや墨つぼを用いて、正確な位置と幅を計測し、丁寧に印をつけていきます

④専用プライマーの塗布

密着性を高めるために、路面に専用プライマーをムラなく均一に塗布します。
このプライマーを塗布するかしないかでは持ちが変わってきます。
ムラなく全体に塗布出来ているか確認をおこないながら施工していきます。

⑤溶融型路面標示塗料の塗布

今回は、アトムラインを使用しました。
この商品は、世界ではじめの溶袋式溶融型路面標示塗料で日本はではもちろんですが世界でも多く使用されている商品になります。

樹脂と骨材および反射材を混合した粉体塗料で、これを袋ごと溶解釜に入れ、180~220℃に加熱して溶解し、路面に塗布すると自然に冷却されて固まり、塗膜となります。

「アトムライン」の特徴
・高耐久性: 厳しい環境下でも長期間にわたり、美しい状態を保ちます。
・速乾性: 塗布後、自然に冷却されて固まるため、約2時間で通行可能です。
・高視認性: 反射材が含まれているため、夜間でもくっきりとラインが見えます。

⑥機械の通らない部分を塗料にてライン引き

車止めなど、機械が入れない場所は、溶融型塗料の塗布が困難です。
こうした細部は、プロの職人が専用の油性塗料を使い、丁寧に手作業で仕上げていきます。

⑦養生期間

施工後、自然冷却によって塗膜が固まるまで、車や人が立ち入らないように養生します。
上記で説明した通り施工時は、180~220℃と高い温度での施工となりますが自然に冷却されて固まりますので車も2時間程度で通行可能です。

当社では、外壁改修工事以外でも内装工事や白線ライン引き工事などを施工することが可能です。

もちろん白線ライン引き工事だけでも専門の業者と協力してしっかりと工事を行わせて頂きますので川口市や越谷市・さいたま市等にかかわらず都内などご相談頂ければ現場調査からお見積りまで対応させて頂きます。

駐車場のライン引き直し工事を依頼する際のチェックポイント

専門業者に駐車場ライン引き直し工事を依頼する際は、以下のポイントを確認することをおすすめします。

・豊富な実績
これまでの施工実績をチェックし、信頼できる業者かどうかを見極めましょう。

・丁寧な現地調査
依頼者の要望をしっかりとヒアリングし、現場の状況を丁寧に調査してくれる業者を選びましょう。

・明確な見積もり
工事内容や費用が明確に記載された見積もりを提示してくれるかを確認しましょう。

駐車場のライン引き直し工事は、建物の安全性と美観を維持する上で非常に重要です。
DIYで済ませるのではなく、専門業者に依頼することで、高品質で長持ちする仕上がりを実現し、安心して駐車場を利用できるようになります。

駐車場ライン引き直し工事DIYと専門業者の違い

「ホームセンターで塗料を買って自分でやってみようかな…」

そうお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、安易なDIYは、かえってコストや手間がかかる結果になることが少なくありません。

実際に、オーナー様から「自分で塗ってみたけど、1年持たずに剥がれてしまった」という声をよく耳にします。
なぜ、すぐに剥がれてしまうのでしょうか?

1.使用する材料の違い

一般的に、駐車場などの路面標示には、路面専用の塗料や材料が使用されます。
一般的な塗料とは違い、車の往来や雨風、日差しといった過酷な環境に耐えられるよう、特殊な成分が配合されています。

・溶融型路面標示塗料
今回の工事で使用した「アトムライン」のような、熱で溶かして施工する専用の粉体塗料です。
強固な塗膜を形成し、耐久性に非常に優れています。

・専用塗料
機械が入らないような狭い場所や、部分的な補修に用いられる、専用の油性塗料です。
通常のペンキとは異なり、アスファルトやコンクリートとの密着性を高める成分が含まれています。

2.下地処理の違い

ライン引き直し工事で最も重要なのが、下地処理です。
既存のラインが剥がれかかっている上に新しいラインを引いても、すぐに剥がれてしまうのは想像に難くないでしょう。

専門業者は、剥離しかけている古いラインを丁寧に撤去し、路面の汚れや油分をしっかり清掃します。
この丁寧な下地処理が、新しいラインを長持ちさせる秘訣です。

3.専用プライマーの有無

DIYでは見落とされがちですが、専用プライマーの塗布も耐久性を大きく左右する重要な工程です。
プライマーは、路面と塗料の密着性を高める接着剤のような役割を果たします。
このひと手間を惜しむかどうかが、ラインの寿命に直結します。

駐車場のライン(白線)引き直し工事 まとめ

「外壁改修工事が終わったら、駐車場のラインも気になって…」
駐車場のライン引き直し工事は、プロにお任せください。

今回の施主様のように、大規模な工事の後に、建物の細部まで目を向けられるお客様は少なくありません。
私たちは、外壁改修工事や防水工事はもちろん、内装工事や駐車場のライン引き直し工事といった、建物を守るための様々な工事に対応可能です。

専門知識を持った職人が、お客様の駐車場の状況を正確に診断し、最適な材料と工法をご提案いたします。
現場調査やお見積りは無料で行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

お客様の大切な建物を、美しく、安全に保つお手伝いをさせていただければ幸いです。

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