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屋根・外壁・防水のQ&Aブログ

雨漏りの原因かも?天窓修理でよくある症状と対応方法

2025.06.22

明るい光を室内に取り込み、開放感を与えてくれる天窓は、多くの住宅で採用されています。
しかし、その特性上、雨風に直接さらされるため、時間の経過とともにトラブルが発生することも少なくありません。
「もしかして、雨漏りの原因は天窓かも…?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、天窓修理が必要となる主な症状とその原因、そしてそれぞれの症状に対する適切な対応方法について、詳しく解説します。
天窓のトラブルでお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

天窓修理が必要となるサイン こんな症状には要注意!

天窓からの雨漏りや不具合は、初期の段階で特定のサインとして現れることが多いです。
これらの症状を見逃さず、早めに対応することが、大きな天窓修理へと発展するのを防ぐカギとなります。

結露がひどい・頻繁に発生する

天窓の内側に水滴がつく「結露」は、室内の湿度が原因で起こる自然な現象でもありますが、異常にひどい場合や、季節を問わず頻繁に発生する場合は注意が必要です。

【考えられる原因】

・断熱材の劣化: 天窓周辺の断熱材が劣化していると、外気の影響を受けやすくなり、結露がひどくなります。

・サッシの密閉性低下: サッシのゴムパッキンやシーリング材が劣化すると、気密性が失われ、隙間風や湿気の侵入を許し、結露を助長します。

・換気不足: 室内の湿気がこもりやすい環境だと、結露が発生しやすくなります。

【対応方法】

軽度の結露であれば、換気を心がけることで改善することもありますが、断熱材やサッシの劣化が原因となっている場合は、専門業者による断熱改修やサッシの交換、あるいは天窓修理が必要になる可能性もあり、そのまま放置してしまうと、結露水が木材を腐食させたり、カビの発生につながったりする恐れがあります。

雨漏りしている・水が垂れてくる

最も分かりやすいトラブルのサインが、実際に水が室内に入ってくる雨漏りです。
天井や壁にシミができたり、ポタポタと水が垂れてきたりする場合は、緊急の天窓修理が必要となります。

【考えられる原因】

・シーリング材の劣化: 天窓と屋根材の接合部分を埋めるシーリング材が、紫外線や経年劣化でひび割れたり剥がれたりすると、そこから雨水が侵入します。

・防水シートの破損: 天窓の下に敷かれている防水シートが破れたり、施工不良があったりすると、雨水が建物内部に浸透します。

・枠の変形や破損: 外部からの衝撃や経年劣化で天窓の枠自体が歪んだり、ひび割れたりすることで、隙間が生じ雨水が侵入します。

・屋根材との取り合い不良: 天窓と屋根材の接合部の施工が不適切だと、雨水の流れが滞り、侵入の原因となることがあります。

・開閉部の不具合: 可動式の天窓の場合、閉まりきっていなかったり、パッキンが劣化していたりすると、そこから雨漏りすることもあります。

【対応方法】

雨漏りを発見したら、まずはバケツを置くなどして応急処置を行い、被害の拡大を防ぎましょう。
その後、速やかに専門の天窓修理業者に連絡し、原因の特定と修理を依頼してください。
雨漏りは建物の構造材を腐食させる可能性があり、放置は厳禁です。

開閉がスムーズにできない・異音がする

電動式や手動式の開閉機能を持つ天窓の場合、開閉がしにくくなったり、異音がしたりすることもあります。

【考えられる原因】

・可動部の劣化: 開閉機構の部品が摩耗したり、油切れを起こしたりしている可能性があります。

・モーターの故障: 電動式の天窓では、モーターや電気系統の不具合が原因の場合もあります。

・枠の歪み: 建物自体の歪みや、天窓枠の変形により、開閉がスムーズにいかなくなることもあります。

【対応方法】

軽い異音であれば、可動部に潤滑剤を塗布することで改善することもありますが、無理に開閉を続けると、さらに症状が悪化する可能性があります。
開閉が困難な場合は、専門の天窓修理業者に点検と修理を依頼しましょう。

ガラスにひび割れや破損がある

外部からの衝撃や熱応力によって、天窓のガラスがひび割れたり、破損したりすることがあります。

【考えられる原因】

・飛来物: 強風で飛ばされた小石や枝などが衝突する。

・積雪や落氷: 冬場、積雪や屋根からの落氷がガラスに当たり、破損させる。

・施工不良: ガラスの取り付けに不備があり、経年でひび割れが生じる。

・経年劣化: 長年の紫外線や風雨にさらされ、ガラス自体の強度が低下する。

【対応方法】

ガラスのひび割れや破損は、雨漏りの直接的な原因となるだけでなく、落下の危険性もあります。
速やかに専門業者に連絡し、ガラスの交換を含む天窓修理を依頼してください。
応急処置として、透明な防水テープなどで覆うことも可能ですが、あくまで一時的なものです。

枠や周辺の木部に腐食・カビが発生している

天窓の周囲の木部や壁に、腐食やカビが発生している場合は、慢性的な結露や雨漏りが進行している可能性が高いです。

【考えられる原因】

・長期間の結露: 結露水が常に木部に触れることで、腐食やカビの原因となります。

・雨漏りの進行: わずかな雨漏りが長期間にわたり、目に見えないところで木材を湿らせている可能性があります。

・換気不足: 湿気がこもりやすい環境が、カビの繁殖を促します。

【対応方法】

腐食やカビは、建物の構造にまで影響を及ぼす可能性があります。
単にカビを除去するだけでなく、その根本原因である結露や雨漏りを解消するための天窓修理が必要です。
腐食が進んでいる場合は、木部の交換も必要になることがあります。
専門業者による詳細な診断が不可欠です。

早期発見と専門家への相談が天窓修理成功のカギ

天窓からの雨漏りや不具合は、放置すればするほど建物の寿命を縮め、大規模な天窓修理が必要となる可能性が高まります。
天井のシミ、異常な結露、開閉の不具合、ガラスのひび割れなど、少しでも気になる症状があれば、それは天窓修理が必要なサインかもしれません。
適切なタイミングで修理を行い、大切な家を守りましょう。

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