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ゲリラ豪雨から家を守る!雨漏り対策と緊急時の対処法

2025.07.02

近年、気候変動の影響により「ゲリラ豪雨」が全国各地で頻発しています。
突然の豪雨によって、住宅に思わぬ被害が出るケースも少なくありません。
中でも多くの家庭を悩ませているのが、雨漏りの被害です。

この記事では、ゲリラ豪雨と雨漏りの関係性、被害を防ぐための住宅メンテナンス、そして万が一の際の緊急対応について、詳しく解説します。

ゲリラ豪雨と雨漏りの関係性とは?今なぜ注意が必要か

まず、ゲリラ豪雨とは短時間に局地的に激しい雨が降る現象のことで、1時間あたり50mm以上の降水量があることが一般的です。
予測が難しく、排水機能が追いつかないほどの急激な降雨が特徴です。

こうしたゲリラ豪雨によって、住宅の弱点を突くような形で雨漏りが発生するケースが急増しています。
とくに以下のような状況がリスクを高めます。

・築年数が10年以上経っており、外壁や屋根の劣化が進んでいる
・台風や地震の影響で、建物に微細なひび割れが入っている
・定期的な点検・メンテナンスを行っていない

ゲリラ豪雨は、通常の雨では浸水しないような部分からでも水が入り込みやすくなるため、突然の雨漏りに見舞われる可能性があるのです。

ゲリラ豪雨による雨漏りを未然に防ぐための住宅メンテナンス

雨漏りの被害を防ぐためには、ゲリラ豪雨の到来を前提とした予防的な対策が不可欠です。
以下のポイントを中心に、定期的なメンテナンスを行いましょう。

1. 屋根と外壁の状態を点検する

雨漏りの主な原因は、屋根や外壁の劣化による隙間やひび割れです。
特に次の点に注意しましょう。

・瓦やスレートのズレ・割れ
・屋根材の接合部や棟板金の浮き
・外壁のクラック(ひび割れ)や塗装の剥がれ
・コーキング(シーリング)の劣化や硬化

これらは見た目では分かりづらいこともあるため、プロによる点検を5〜10年に一度行うのがおすすめです。

2. 雨どい・排水溝の詰まりを防ぐ

ゲリラ豪雨では、大量の雨水が一気に住宅の屋根に降り注ぎます。
雨どいの詰まりがあると、雨水が溢れて屋根や外壁に逆流し、雨漏りの原因となることもあります。
枯れ葉やゴミが溜まっていないか、定期的に確認・清掃をしましょう。
排水溝の詰まりも同様です。

3. ベランダやサッシ周りの防水対策

意外と見落とされがちなのが、ベランダや窓サッシまわりの防水処理です。
特に以下の点に注意してください。

・ベランダの防水シートの破れ・膨れ
・排水口のつまり
・サッシのコーキングの劣化

ここから雨水が入り込むと、壁の内部をつたって室内にまで浸水してしまいます。
雨が入りやすい構造部分ほど念入りに点検しましょう。

ゲリラ豪雨による雨漏りが発生したときの応急処置

どれだけ備えていても、突発的なゲリラ豪雨による雨漏りは完全に防ぎきれない場合もあります。
万が一、雨漏りが発生した際は、以下の手順で被害を最小限に抑えましょう。

1. 家具や家電を濡らさないよう移動・保護する

漏れてきた水が床や家具にかからないよう、速やかに周囲を保護しましょう。

・バケツやタオルで受け止める
・家具や家電を濡れる範囲から離す
・水が広がるのを防ぐため、ビニールシートや新聞紙を敷く

漏水箇所が複数ある場合は、優先度をつけて対応しましょう。

2. 雨漏り箇所を特定し、写真を撮る

雨が止んでからで構いませんので、雨漏りが発生した場所を確認し、スマートフォンなどで写真を記録しておくことをおすすめします。
これは、修理業者への説明や保険申請の際に役立ちます。

3. 無理な修理はNG。専門業者に連絡を

屋根に上がって自分で直そうとすると、非常に危険です。
また、一時的に止まったように見えても根本的な解決にはなりません。
雨漏り修理に特化した業者へすぐ相談しましょう。

信頼できる業者を見つけるには、口コミや実績、保証内容などをしっかり確認することが大切です。

火災保険は使える?ゲリラ豪雨と雨漏りの補償のポイント

意外と知られていないのが、ゲリラ豪雨による雨漏りが火災保険で補償される可能性があるという点です。

ただし、以下のような条件がつく場合が多いため、事前に確認が必要です。

・自然災害が原因であること(台風、暴風雨など)
・住宅の老朽化や経年劣化が原因ではないこと
・被害箇所や発生日を証明する記録があること

保険が適用されるかどうかは加入内容によって異なるため、加入している保険会社に早めに相談しましょう。

ゲリラ豪雨による雨漏りに備える「日常点検」のすすめ

被害を未然に防ぐには、日頃の点検と早めの対応が最も効果的です。
以下のチェックリストを参考に、半年〜1年に1回程度、自宅を見回ってみましょう。

✅ 屋根や外壁にヒビや剥がれがないか
✅ 雨どいや排水口に詰まりがないか
✅ 窓まわりやベランダの防水が劣化していないか
✅ 天井や壁にシミや膨らみがないか(過去の雨漏りサイン)

これらをこまめにチェックすることで、被害の発生を防ぐだけでなく、住宅の寿命を延ばす効果も期待できます。

ゲリラ豪雨に備えて、今こそ雨漏り対策を万全に

近年、いつどこで発生してもおかしくないゲリラ豪雨。
それに伴う雨漏りのリスクは、決して他人事ではありません。

「うちは大丈夫」と思っていても、実は小さなひびや劣化が進んでいる可能性もあります。
定期的な点検とメンテナンスを行うことが、住まいを守る最大の予防策です。

もし雨漏りが発生した際にも、落ち着いて応急処置を行い、信頼できる業者に相談しましょう。さらに火災保険の確認も忘れずに。

備えあれば憂いなし。
ゲリラ豪雨の時代に、あなたの大切な住まいをしっかり守っていきましょう。

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