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【左官と塗装の違いとは?】それぞれのメリットデメリットを紹介

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は【左官と塗装の違いとは?】についてお話していきます。

・「左官」と「塗装」の違いって何?
・それぞれの特徴を教えてほしい!

・メリットデメリットも合わせて知りたい!

という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
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記事の前半では「左官と塗装の違いとは?」について解説しつつ、記事の後半では「それぞれのメリットデメリット」について具体的に解説します。

この記事を読み終えることで、左官と塗装の特徴の違いをつかみ、壁のデザイン幅を広げることができます。
また、メリットデメリットを知っておくことで、失敗を未然に防ぐ知識を身に付けられますよ。
ぜひ、最後までご覧くださいね。

左官と塗装の違いとは?

左官工事は、建物の床や壁などに土やモルタルといった素材を、主にコテを使って塗っていく工事です。
コテ使いや塗りの技術が必要とされる工事なので、それを専門とする職人が仕上げます。

塗装工事は、ペンキなどの塗料・塗材を塗ったり吹き付けたりする工事です。
主に、刷毛やローラーを使ったり、スプレーガンによって吹き付けたりする工法が用いられます。

左官工事」と「塗装工事」は、使用する道具だけでなく材料も全く異なります。

これからご説明する、左官と塗装の特徴やメリットデメリットを踏まえて、材料を検討してみてくださいね。

左官と塗装のメリットデメリットとは?

ここからは、左官と塗装についてそれぞれの特徴を踏まえつつ、メリットデメリットをお話していきたいと思います。

メリットとデメリットを知ることで、建物のデザインを決めるときの判断基準が明確になりますよ。

「左官」のメリット

①様々なデザインを実現

左官の大きな特徴は、職人さんのコテの使い方次第で様々なデザインを実現できる点です。

フラットな壁はもちろん、波のような模様やストライプ柄など、同じ材料でもデザインを全く異なるものに仕上げることができます。

最近では、土やモルタル調だけでなく、メタリック調やコンクリート調まで様々なデザインを左官で表現できるものも増えています。

部屋の中だけでなく、外壁にも使用することで個性的な風合いをつくり出すことができますよ。

②機能性が高い

左官は、デザイン性だけでなく、機能性が高いものが多いことも特徴です。

室内に使用する際は、材料に調湿性、消臭効果に優れているものが多く、部屋の中を快適にしてくれます。

また、厚く塗り重ねることで、防音効果遮熱効果も期待できます。

外壁に使用する際は、防カビ・防藻性、防火性に優れているものが多いといった特徴もあります。

③シックハウス対策

建物には、現在や内装材などに様々な化学物質が含まれています。

これにより「シックハウス症候群」の被害が多くなっています。

左官材料は、この原因と指摘されているVOC物質(揮発性有機化合物)を吸着する機能をもつものが多く展開されています。

「左官」のデメリット

①工期が長く高コスト

様々なデザインを実現できる反面、職人さんの手作業になるため施工期間が長く価格が高いといった特徴があります。

施工は、下地・中塗り・上塗りを3工程にわたって乾燥する時間も必要になるため、どうしても長く設定せざるを得ないのです。

時間もかかり職人さんの技術も必要になるため、価格も高くなるというわけです。

②職人さんの技術による表現の差

左官職人さんの技術によって、仕上がりに差が生じる場合があります。

そのため、業者さんを選ぶときは、ご自身がしたいデザインの施工事例がないかあらかじめ確認しておきましょう。

A4サイズほどのサンプルを出してもらってイメージと照らし合わせるのもおすすめです。

職人さんによっては、メーカーが出しているサンプル以外のデザインが可能な場合もあるので、希望を伝えてみましょう!

③ひび割れ

下地の影響を受けて、ひび割れが起こる可能性があります。

また、左官材料自体のつなぎ材や安定剤がよく混ざりきっておらず、浮いてしまったりすることもあります。

仕上げの技術だけでなく、下地を整える力量も試される工事です。

「塗装」のメリット

①工期が短く低コスト

塗装工事は、ペンキなどの塗料・塗材をローラーやスプレーなどを使って均一に仕上げることが多いです。

壁一面を一気に仕上げることができるので、「左官」に比べて工期も短くその分コストも安く済みます。

室内や外壁でも、雰囲気を変えたいときや部分的に補修したいときに、自由に塗り替えがしやすいですよ。

②塗料の種類や色が豊富

塗料の中でも、ペンキは様々な色を混ぜて使うことが可能です。

白だけで164色あると言われており、理想のイメージに合う色を探すことができます。

また、ローラー仕上げか吹き付け仕上げかによってもデザインは異なります。
吹き付けの粒の大きさや量によっては、凹凸感もでますよ。

実際に、サンプルを取ったり塗料を混ぜたりして、イメージに合うものを見つけてみてくださいね。

③建物の耐久性を高める

外壁に塗装をする場合は、建物の劣化を遅らせることができるという特徴があります。

具体的には、

  • 防水効果
  • 遮熱効果
  • 防汚効果
  • 防カビ・防藻効果
  • 防錆効果

など外壁にとって欠かせない存在です。

建物を自然から守るために、「塗装」の効果が必須になりますよ。

「塗装」のデメリット

塗装工事は左官工事のように、職人さんによって仕上がりが大きく異なることが少ないので、大きなデメリットは特にありません。

塗装を行うこと自体にデメリットはありませんが、外壁塗装のメンテナンスを怠った際に建物が劣化してしまうという点に注意しておく必要があります。

外壁塗装を放っておくと建物が劣化

メリット③でもお話した通り、外壁塗装は建物の耐久性を保つために必須です。

雨風や紫外線から建物を守ってくれているんですよね。

しかし、効果は永久に持続することはないため、定期的なメンテナンスが必要です。

外壁塗装を放っておくと、次の3点において建物に悪影響を及ぼします。

①印象が悪くなる
②建物の耐久性が落ちる
③建物の資産価値が低下する

工期が短く低コストな「塗装工事」。
しっかりとメンテナンスして、建物を長く保ちましょう。

外壁塗装の劣化を見分けるサインについてはこちら

まとめ:左官と塗装の特徴を理解して検討しよう

いかがでしたでしょうか?

「左官」と「塗装」は使用する道具だけでなく材料も異なります。
メリットデメリットは以下になります。

左官のメリット
①様々なデザインを実現

②機能性が高い
③シックハウス対策
左官のデメリット
①工期が長く高コスト
②職人さんの技術による表現の差
③ひび割れ
塗装のメリット
①工期が短く低コスト

②塗料の種類や色が豊富
③建物の耐久性を高める
塗装のデメリット
①外壁塗装を放っておくと建物が劣化

出来上がりの印象も異なる工事なので、それぞれの特徴を理解した上で検討するようにしましょう!

 

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この記事を書いた人

ヤブ原産業 工事営業部 

ヤブ原産業株式会社 工事営業部 一級施工管理技士 本社のある川口市を中心に、関東のアパート、マンション、一戸建てオーナー様の為に改修・修繕・補修工事に汗を流しています。