外壁改修工事

外壁塗装は雨でも行える?どんな影響あり?雨の大敵!雨の外壁塗装!

こんにちは、ヤブ原産業株式会社です。

今回は【外壁塗装は雨でも行える?】雨が降っている時に外壁塗装工事を行うとどのような影響を受けてしまうのかなど、重要ポイントについてお話していきます。

・最近雨が降ることが多いけれど、外壁塗装工事したいな!でも、雨が降っている時に外壁塗装工事はしてはいけないのかな?

・雨でも外壁塗装工事ができるという業者がいたけれど、どんな影響を受けてしまうのか知りたい!

という方に向けて、悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら【弊社ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロだから】です。
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記事の前半では「雨の日は外壁塗装工事はできない」について解説しつつ、記事の後半では「雨が降っている時に外壁塗装工事を行う場合に受ける影響」などについて具体的に解説します。

塗装工事は水分を含んでいる湿式工事なので、乾きにくい環境で工事を行うことはしてはいけないことです。

なぜ外壁塗装工事は雨降りの際にしてはいけないのか、この記事を読み終えることで、雨降り時の外壁塗装工事を行う事がどれだけダメなことなのかに対して分かるだけでなく、雨降りの際に強引に外壁塗装工事をしたことにより受けてしまう影響についても把握することができますよ。

外壁塗装工事を検討している方は、ぜひ、最後までご覧くださいね。

雨の日は外壁塗装工事はしてはいけない!

雨が降っている時は、外壁塗装工事は行う事ができません。

なぜ雨の日に外壁塗装工事をしてはいけないのか、その理由は一定以上の湿度がある場合塗装工事をしてはいけない気町があるからです。「国土交通省公共建築工事標準仕様書」や塗料のメーカーのカタログには「湿度85%以上の場合は塗装を避けてください」と記載があります。

雨が降っている時は、ほとんどの場合湿度は85%以上です。稀に85%以下の湿度の状態での雨の場合もありますが、多少湿度が低い程度なので、外壁塗装工事には不向きな気候になります。

残念ながら、雨が降っている際の外壁塗装工事はできない、ということになります。

外壁をシート等で囲い雨が外壁に触れなければ塗装可能?

雨が降っている場合、外壁に雨が当たらないようにシート等で囲っても、外壁塗装はしてはいけません。

その理由は、シート等で外壁を囲っても湿度が高い状態を回避することはできないからです。

外壁に雨を当てなければ外壁塗装工事ができる、と外壁塗装工事を強行する業者もいるようです。しかし、外壁が濡れる事が駄目なのではなく湿度の高さが問題です。そのため、外壁をシートで囲っても外壁塗装工事はしてはいけません。

業者さんが強引に外壁塗装工事を行おうとする場合は、止めてもらうようにしましょう。

雨が降っている時に外壁塗装工事を行う場合に受ける影響

雨が降っているのに塗装工事を行う、または外壁塗装工事を施工している途中に雨が降った場合、以下のような様々な影響を受けてしまいます。

外壁に塗った塗料が雨で流れてしまう

外壁塗装工事の最中に雨が降った場合、塗料が固まる前に雨に当たるので、塗った塗料は雨で流れてしまいます。外壁上に塗料が無くなるか、まだらな状態に塗料が残ってしまいます。

この場合、修正が可能な場合は塗料の不具合部分のみを取り除いて、部分的に修正します。修正が不可能な場合は、外壁上に残っている塗料を全て取り除き、再塗装となります。

外壁塗装工事終了直後に雨が降った場合塗膜が剥離やヒビ割れなど劣化発生

外壁塗装工事終了直後に雨が降った場合は、塗膜が剥離したりヒビ割れなどの劣化が発生する場合があります。この場合は、劣化した所を部分的に取り除いて、再塗装をして仕上げます。

指定したツヤよりも低いツヤとなる

雨が降っている中で外壁塗装工事を行うと、余分な湿気を塗料が吸ってしまうので、ツヤが低くなってしまいます。納得できる程度のツヤなら問題はありませんが、納得できないほどのツヤの無さで仕上がった場合は、再塗装をしなければいけません。

雨漏りが発生する

雨が降っている中で外壁塗装を行った場合、不出来な塗膜が出来上がってしまいます。そのため、塗膜で外壁材を守ることができなくなってしまいます。外壁から建物内部へと雨などの水分が浸入してしまうことにより、雨漏りが発生してしまいます。

雨漏りが発生してしまうと、以下のような不具合が発生してしまいます。

  • 木などの構造体が腐食する
  • 断熱材に水分が付着することで省エネ効果が失われる
  • 天井や壁、床に雨染みが発生する
  • 湿度が高い室内となる
  • カビが発生しやすくなる
  • カビ発生によりアレルギー物質が発生し家族が体調不良になる
  • 構造体の耐力が低くなり、長年住み続けることができない住まいになる

雨が降ると工期が遅れてしまう

雨が降ると外壁塗装工事ができないので、その分工期は遅くなってしまいます。早く完成させたい気持ちはわかりますが、塗装は水分の材料を使って乾燥させて完成させる工事です。そのため、空気中に水分が多い状態で外壁塗装工事を行うと、様々な不具合が発生します。

外壁塗装工事には、雨で工期が遅れてしまうことが付き物であることを、あらかじめ把握しておきましょう。良い外壁塗膜を完成させるためには、適した環境の中で外壁塗装工事を行うことが大事となります。

業者は雨が降らない前提で工程を組んできますが、その工程よりも2~3日延長する可能性があると捉えておくことをおすすめします。

まとめ:外壁塗装工事は雨が降っている時に行ってはいけない!

 

塗装工事は塗料が乾燥して完成となるので、雨が降っている外部での塗装工事はしてはいけません。塗装工事をすることはできますが、完成した塗膜に不具合が起きます。乾燥させて完成させる工事には水分や湿気は点滴ですので、雨が降っている際の外壁塗装工事は絶対にしてはいけない、と覚えておきましょう。

ポイントは、3つです。

  • 雨の日は外壁塗装工事はできない!
  • 外壁をシート等で囲い雨が外壁に当たらない状態でも湿度が高いので塗装に不向き!
  • 雨が降っている時に外壁塗装工事を行うと様々な影響を受ける!

ヤブ原産業株式会社は、建築仕上材・改修材メーカーとして50年超の実績があり、建物を長持ちさせる改修工事のプロです。

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この記事を書いた人

ヤブ原産業 工事営業部 

ヤブ原産業株式会社 工事営業部 一級施工管理技士 本社のある川口市を中心に、関東のアパート、マンション、一戸建てオーナー様の為に改修・修繕・補修工事に汗を流しています。